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近代民主政治成立への過程
民主政治成立の流れ
絶対王政→市民革命→近代民主政治の成立
16〜18世紀のヨーロッパ諸国では国王に全ての権力が集まる絶対王政が成立した。
「国王の権力は神に由来し、国王は神に対してのみ責任を負う」とされ、人々に絶対的な服従を要求した(王権神授説)代表的な論者に、フィルマー(英、1589〜1653)、ボシェユ(仏、1627〜1704)がいた。
この説により、国王とその政府による支配は神の意志によって与えられたとして正当化された。
しかし次第に絶対君主の圧政に人々の不満が高まり、市民階級(ブルジョワジー)による市民革命が起こる。
そうして出来上がった体制が近代民主政治となる。
17〜18世紀の欧米で、英→米→仏の順番で起こっていった。
この市民革命と近代民主制を理論的に基礎付けたものが社会契約説であった。
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